1.資格試験(受験)勉強の一般的な流れ
勉強の一般的な流れとしては、次の通りです。
テキストでインプット→問題集でアウトプット→いざ試験へ
多くの資格スクールや予備校でも、同じような方法を取っているかと思います。
インプットとアウトプットはそれぞれ別物として時期を分けて行っていきますが、両者が併存するようなやり方の時もあります。
ただその場合でも、大きな流れは上記の通りになります。
インプットでもアウトプットでも、いかに効率よく効果的に暗記するかが大事となります。
2.暗記の方法について
世の中には1回見ただけで覚えることができるような天才もいるようですが、僕も含めてほとんどの人は1回見ただけで、それを試験の日まで覚えておけることはできないと思います。
そこで暗記の際には、次の2点を意識するようにしています。
・五感をできるだけ使う
五感(目・口・耳・鼻・触感)をできる限り使っていきます。
目…見て覚える
口…口に出して覚える
耳…耳で聞いて覚える
鼻…匂いで覚える
触感…触って覚える
この中でおススメなのが、口に出して覚えるということです。
口に出して覚えると、口だけでなく耳でも聞くことになるので、二感を使うことになります。
書いて覚えるというのも悪くはないのですが、書くのに時間がかかるという難点があります。
口に出すのは書くより時間がかからないので、その分気軽に行うことができます。
・次回勉強時に、前回の復習をする
これが暗記をするうえでは、最も大事なことだと思っています。
これをやってから、勉強の効率が飛躍的にアップしました。
エビングハウスの忘却曲線という言葉をご存知でしょうか。
人は何かを学んでも、翌日には2/3ほど忘れているそうです。
つまり、毎日勉強していても、前日の2/3はすでに忘れています。
そんな状態でもし勉強したとしても、前回の勉強をしっかり活かすことはできません。
インプットの時は、前回インプットしたこと
アウトプットの時は、前回間違った問題
を復習するようにしています。
これが暗記を定着させるうえで、最大のポイントとなります。
3.毎日勉強する必要はない
念のためにお話しすると、毎日勉強するのがもちろんベストです。
ただ時間がない時や、やる気が出ない時もあり、なかなか人間毎日勉強するのは大変です。
もちろん時と場合によっては、毎日勉強することが必要ですが、必ずしも毎日勉強することが効果的とは限りません。
仕事も学校も休みがあるように、勉強にも休日が必要です。
ただ、勉強しないともちろん試験には合格しません。
そして前回分を復習する際に、間隔が長すぎると前回分をやり直すことにもなってしまいます。
そこで僕は1週間に4~5日は勉強するという形をとっています。
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