1.午前の勉強法について
今回は午前の勉強法についてです。
本来なら、しっかりインプットしてからアウトプットへといくべきなのですが、応用情報から基本情報に切り替えたのは、先ほどの通り7月頃。
残り3ヶ月ほどで、インプット~、アウトプット~、そして午後の勉強~、と全部できる感じは全くしませんでした。
そこで午後の勉強を優先して、午前はインプットは中途半端のままで、
アウトプット中心の勉強にしました。
2.インプットの完成度
ちなみに、インプットの完成度は、このような感じです。
- 基礎理論とデータベースは、応用情報のテキストで学習済
- セキュリティは、SG試験時の知識レベル
- ストラテジは、得意分野で、ある程度高得点が可能
- ネットワークとシステム開発技術は、知識がほとんどない状態
- それ以外はITパスポートレベル
自分が受験したSG試験は、第2回の始まったばかりで、市販のテキストも現在ほど販売されていませんでした。
そこでSG試験のインプットは、応用情報のシラバスで学習していました。
それよりはランクダウンになるので、そこまで負担にはならなかったです。
それに基本情報の計算問題は、知識をそれほど必要としないので、そこでしっかり得点できれば、多少の知識不足はカバーできるとも思っていました。
3.アウトプットの具体的な内容と手順
3-1.アウトプットの具体的な内容
メインとなるアウトプットについてですが、
直近5年分の過去問を2周
させました。
基本情報の午前は、過去問をそのまま使いまわして出題している問題も多いため、
過去問演習が非常に有効です。
過去問の学習には、「基本情報技術者試験ドットコム」を使用しました。
わざわざ過去問題集を買う必要はなく、このサイトで十分だと思います。
続いて、実際のアウトプットの具体的な手順について説明していきます。
3-2.アウトプットの具体的な手順(準備作業)
まず、空のエクセルかスプレッドシート(持っていない場合は紙でも可)を用意します。
そして、1番左上に最新の過去問の出題時期を記入し(例:「R3秋」)、その下に1~80までの番号を順に記入していきます。
[例:1~16まで作った場合のイメージ]
次に先ほど作ったものを、列全体コピーして、1列空けて右に貼り付けます。(貼付けた1番上の過去問出題時期は、1つ前の時期にずらしておきます)
これを繰り返して、5年分(10回分)の演習シートを作ります。
[例:R3秋から2年(4回)分の場合のイメージ図]
これで準備は完了です。
3-3.アウトプットの具体的な手順(実際の演習)
それでは実際の演習方法です。
1.問題を1問解く
正解⇒何もせず次の問題へ
間違い⇒解説を読み、その問題番号のセルを黄色で塗りつぶして、次の問題へ
これを繰り返していきます。
2.今日の演習終了時
最後に解いた問題の右のセルに、今日の日付を書いておきます。(今日に解いた問題番号が後から見ても分かります)
演習終了時のイメージは、このような感じです。
3.翌日学習時の最初
今日の解いた問題のうち、黄色セルの問題(間違った問題)を再度解きます。
それが終われば、1.を始める
このような流れでやっていきます。
3-4.アウトプットで1番大切なことやそのコツ
アウトプットで1番大切なのは、
間違った問題を再度翌日の最初に復習する
ことです。
これをやるだけで、アウトプットの効果がとにかく上がります。
翌日勉強ができなかった場合は、その次の日でも構いません。
とにかく、前回の復習をしてから、勉強をするようにして下さい。
2周目では、間違った番号の色を変えておくとより分かりやすいです。
例えば、
1周目2周目とも間違った問題⇒赤
2周目だけ間違った問題⇒オレンジ
といった具合です。
試験の直前期に、赤>オレンジ>黄色の優先順位で確認すると、効率よく確認することができます。
自分はAndroidを使っているのですが、スマホにgoogleスプレッドシートをインストールすると、電車の中など移動中でもできるので便利です。
電車の中では知識問題だけを解いて、計算問題は解かず、別の色(青色など)にしておいて、家に帰ってからそれを解くということも可能です。
あと問題演習ですが、1日(回)で1~80番までを全部解く必要はありません。
疲れたり飽きたと思えば、そこで勉強を切り上げていました。
しんどい時に勉強をそのまま続けても、非効率になってしまいます。
4.午前対策の勉強期間
このような感じで、7月から試験直前まで3ヶ月かけて、午前対策は行っていました。
ただ、午後の勉強もあり、毎日やっていたわけでもないので、午前アウトプットした日を単純に数えると、2ヶ月くらいになるかと思います。
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