応用情報技術者試験独学合格記~③午前アウトプット

応用情報技術者試験

1.午前アウトプットの概要

1.午前アウトプットの方法を一言で言うと?

今回は午前のアウトプット方法について書いていきます。

その方法を一言で言うと、

最新の過去問5年分を2回転させる

ということになります。

ただ、この際にもインプット同様大事なコツが1つあり、それが午前の点数にも直結してきます。

2.午前アウトプットの開始時期

午前アウトプットを始めたのは、7月末頃です。

何も知識がない状態だと、アウトプットの効率は悪くなるため、インプットをある程度進めてから開始するようにします。自分の場合、マネジメント系とストラテジ系は得意だったので、テクノロジ系の学習がある程度終わった段階で開始することにしました。

なお、午前のアウトプットは、試験の前日まで続けます。

3.使用テキスト

午前のアウトプット用にテキストは購入せず、「応用情報技術者試験ドットコム」で学習しました。

市販で過去問題集が販売されていますが、それを購入する必要はなく、このサイトで十分だと思います。

2.午前アウトプットの具体的な方法

1.準備作業

まずはアウトプットを進める前に、そのための準備を行います。その問題を解いた日と、正解か不正解だったかを管理するためのシートを作ります。

<シートのイメージ図(R3秋から2年分の場合)>

1番上に出題時期を書き、その下に1~80までの番号をつけていきます。

1列空けて、同じように出題時期と1~80までの番号をつけていきます。(ちなみに1列空けているのは、そこに問題を解いた日を記入するためです)

2.一問一答形式で確認する

準備ができたら、過去問をさっそく解いていきます。一問解いたら、その都度答えを確認していきます。

正解した場合は次の問題に進みますが、間違った場合は解答や解説を確認して、その問題にチェックを入れます。自分の場合は、間違った問題のセルを黄色で塗りつぶしていました。

そしてその日の最後に解いた問題の横に、今日の日付を書いて演習は終了です。

<演習が終わった後のイメージ図>

この場合、1/1にR3秋の14番まで問題を解き、6番と11番は不正解だった、という感じです。

3.間違った問題を、翌日(次回)学習時の最初に再度解く

そして大事なコツとなるのが、

間違った問題を、翌日(次回)学習時の最初に再度解く

ことです。

インプットと同様、前回の復習をすることで、暗記の効率を高めてくれます。ただ、間違った問題だけを復習します。受験勉強や資格試験勉強の場合は、間違った問題を復習することが得点アップに直結します。間違った問題が多すぎると、それだけでお腹いっぱいになるので、ある程度のインプットは必要になってきます。

3.アウトプットでの注意点

1.最初から本番形式で解かない

応用情報の午前試験は80問を150分で解答しますが、1日で80問を全部解く必要はないし、時間を測って勉強する必要も全くありません。

1問解いたら1問確認する時点でそもそも本番形式とは異なっているのですが、インプットと同様、疲れたり飽きたりしたら、そこで勉強は切り上げていました。20問で疲れたと思えばそこで止める、10問で終わる日があってもいいと思います。

また問題だけを全部解いて、それから解答を確認するというのも、非効率な方法です。応用情報の午前問題は1問1問が独立しているので、1問解いたらその場で解答を確認する方が効率的です。もちろん試験本番までに、本番形式で解く練習は必要かと思いますが、それは終盤に行えばよいでしょう。自分の場合、1日で80問も解いたことは終盤に1回か2回しかなかったです。ただ、インプットに比べるとサクサクと進んでいくので、気づいたら結構40問くらい進んでいたということはよくありました。

2.1回転目と2回転目の違いが分かるようにしておく

1回転目と2回転目で、間違った問題をそれぞれ分かるようにしておくと、試験直前に確認する際に優先順位をつけることができます。

例えば、自分はこのようにやっていました。

  • 1回転目で間違い⇒黄色
  • 2回転目だけで間違い⇒オレンジ
  • 両方で間違い⇒赤色

そして試験直前には、赤色オレンジ黄色の優先順位で確認していました。

4.さいごに

アウトプットもインプット同様、翌日(次回)に復習するということが大切になってきます。インプットは何も知識がないところからのスタートで、時間がかかりますが、アウトプットは問題を正解するとある種の爽快感も味わえ、インプットよりサクサクと進むのではないかと思います。

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