1.MOS(PowerPoint)に合格しました!
2021年12月に、MOS(Microsoft Office Specialist) の、PowerPoint 365&2019を受験し合格しました。
普段、仕事でPowerPointを使う機会はほとんどないのですが、今後使う可能性が高く、どうせなら網羅的にPowerPointの操作を知っておこうと思ったのが受験した理由です。PowerPointの操作自体は、頑張ればネット検索でできそうですが、モチベーションが維持できそうになかったのも受験をした理由になります。
2.勉強期間と使用テキスト
1.勉強期間
勉強は1日0.5~1時間を、1ヶ月ほど行いました。
毎日ではなく、3日に2日くらいの頻度なので、トータルの勉強時間は20時間ほどになると思います。
ただ勉強時間は個人差がありますし、個人的には後述する勉強法の方がずーっと大事だと思います。
2.使用テキスト
テキストは、FOM出版の「よくわかるマスター Microsoft Office Specialist PowerPoint 365&2019 対策テキスト&問題集」を使用しました。
これ以外にも参考書はあるかもしれませんが、このテキストで十分だと思います。
3.MOSの勉強法
3-1.MOS勉強の2つのポイント
MOS勉強の際には、下記2つのポイントを意識することで、勉強を効率よく進めることができます。
- Lesson(例題)インプットと模擬試験を2回ずつ解く
- 知らなかった部分・間違った箇所を翌日(次回)最初に復習する
2回ずつ解くというのは、1回で終わらせないということです。
合格水準に達し、自分の頭に覚え込ますには1回ではなく、2回以上解く必要があります。
(2回解いても合格水準に達してない場合は、さらにもう1回必要です)
そして、勉強するうえでの最大のポイントは、
知らなかった部分・間違った箇所を翌日(次回)最初に復習する
ということです。
MOS試験も、一言で言うと「暗記」であり、翌日(次回)に復習をするのは暗記の効率を最大限に高めてくれます。
3-2-1.インプット1回目
①まずテキストにある例題(Lesson)を、1問ずつ解答見ずにやってみる。
②次に解答を確認して、間違っていたり知らない操作にチェックを入れる。
③そして、チェックつけた箇所を、翌日(次回)の最初に再度確認する。
以上が、勉強の流れです。
インプット1回目は、初めての学習で知らないことも多いため、自然と時間もかかり、チェック箇所も沢山入ります。
こんなにチェックがついて合格するんだろうか…と不安に思ったり、チェックだらけでイライラするかもしれませんが、実は1回目のインプットがMOS学習するうえでの最大の正念場です。
ここを乗り越えれば、あとはスイスイと勢いや流れで進めるようになるので、頑張りどころになります。
乗り越えるためのコツとしては、
1日のチェック箇所がたくさん出てきて、お腹いっぱいに感じたら、その日は勉強終了する
ということです。
必要以上に覚えることが多いと、1つ1つの暗記精度が悪くなり、かえって効率が悪くなるおそれがあります。もし時間がない場合は、その日のチェック箇所を再度確認してから、おかわり(次の勉強に進む)をするようにして下さい。
3-2-2.模擬試験1回目
1回目の模擬試験は、時間を測らずに、プロジェクトごとに確認することをおススメします。
インプットが終わり、さあ本番さながらの演習で合格点目指すぞ~!と模擬試験を始めましたが、
やってみると焦る(笑)焦る(笑)
デジタル時計が1秒ごとに動くのを意識しまったりで、模擬試験で知識を確認するどころではありませんでした(笑)
1回目の模擬試験は、アウトプットを通じてインプットを深めることが主目的であり、本番さながらの形式で勉強する必要はありません。
試験1回分を全部解いてから間違った箇所を確認しても、1回目なので間違った箇所も多いし、最初の方の間違った問題はどうやって解いたかもあまり覚えていないと思います。
自分のように別のことに意識がいってしまうケースもあるので、1つのプロジェクトごとに採点をして解答を確認する方が、知識の定着もぐっと上がると思います。
もちろん、間違った問題は翌日(次回)の最初に再度確認するようにしてください。
3-2-3.インプット2回目
2回目のインプットは、1回目に比べてチェックを入れる問題も減り、スムーズに進むと思います。
1回目を乗り越えた者だけが経験できる境地ですね。
インプット2回目では、
模擬試験が最高のインプットになっている
ということを感じました。じゃあ最初から模擬試験から勉強した方がいいのではとも思いますが、あまりに知識がない状態で模擬試験をやっても分からない問題だらけで、時間もかかるし、やる気もなくなります。
インプット1回目でもちろんインプットはしているのですが、模擬試験でより効果的なアウトプットというインプットをやっていることになります。
もちろん、1回目と同様、間違った問題は翌日(次回)の最初に再度確認するようにしてください。
ただ、その数は1回目より減っているはずです。
3-2-4. 模擬試験2回目
ここでは本番を想定して、時間を測って模擬試験を解くようにしてください。
1回目より間違った問題は減っていると思います。
もしここで合格水準に達していない場合は、再度インプットをやり直した方がいいでしょう。MOSの受験料は高い(2021年12月現在、一般で税込10,780円、学割で税込8,580円)ので、できるだけ1回での合格を目指してください。
ここで間違った問題は、翌日(次回)に復習する方法もありますが、試験の直前にまとめて確認する方法も一手です。試験本番に向けて、直前に頭に詰め込む作戦も最後は有効になります。
4.いざMOS受験へ&その場で合格発表
本番のMOSは、随時試験を民間のテストセンターで受験しました。
受付の人に、IDとパスワードはありますか?覚えていますか?と聞かれますが、
IDとパスワードは必ず覚えてから受験
してください。(後述しますが、そうしないと後で焦ります by経験者)
受付を済ませたら、持ち物は基本すべてロッカーへ入れ、受験時間までは会場前のイスで待機です。
スマホもロッカーに置いてあるので、この待機時間はヒマでしたね(笑)
試験時間になれば、会場前で受付の人から試験の軽い説明と席番号が伝えられ、いざ試験開始です。
最初にIDとパスワードを入力するのですが、ここで間違うと結構焦ります(笑) by経験者
登録しているメールアドレスとパスワードを入れますが、ログインできません!
今はメールアドレスがIDになっているアプリもおおいですが、MOSのIDは違うんですよね~。
ちなみに自分は3回目か4回目のチャレンジで、無事ログインできました。
試験が終わると、試験結果がPC画面にそのまま出ます。なかなかドキドキな瞬間ですね~。
その後は受付の人を呼び、試験結果レポートをもらって退出です。ちなみに合格証書のようなものが、後日郵送されてくるようです。
退出してから15分くらいには、Microsoft社からも合格祝いメールが届きました。
すぐに試験結果が分かるとはいえ、試験の主催団体から合格祝いをしてもらうのはなかなか嬉しいですね。
以上が、MOS(PowerPoint)の独学合格体験記です。
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