基本情報技術者試験独学合格記~③

基本情報技術者試験

1.午後試験について

続いて、午後の勉強です。

基本情報の午後試験は、
アルゴリズムとプログラミング言語が必須(各20点)(2020年度からは各25点)で、情報系の人が有利の試験(2020年度からよりその傾向大)です。

自分が取った方針とその勉強法について、紹介していきます。

2.午後試験の方針

2-1.アルゴリズム

昔アルゴリズムを少しかじったことがあるのですが、全くと言っていいほどダメでした。
文系職とはいえ、数学も得意な方で、多少はいけるかなと思っていたのですが、アルゴリズムに関しては適性がなかったようです。
そこで、

アルゴリズムは捨てて、それ以外で60点/80点の7割5分を目指す

ことにしました。

勇気のいることでしたが、適性もないし、仕方ありません。
アルゴリズムに時間をかけて点数が取れないよりは、他の分野に時間をかけて点数を稼げる可能性が高いと判断しました。

2-2.プログラミング

プログラミングについては、表計算を選択しました。
他のプログラミング言語は、一切触れたことがないので、これしか選択の余地がありませんでした。
ただ、仕事でエクセルは使っていたので、入りやすさはありました。

表計算をどれだけしっかりと得点できるかが、合否の鍵を握っている

と感じていました。

2-3.アルゴリズム・プログラミング以外

それ以外の分野の問題についても、正直国語の問題に近い要素もあるものの、アルゴリズムをカバーするため、最低8割取ることを意識していました。

3.午後試験の勉強法

3-1.アルゴリズム

アルゴリズムは捨てたので、結局何も勉強しませんでした。

3-2.表計算(プログラミング)

テキストは、イエローテールコンピュータ株式会社 の、「基本情報技術者 らくらく突破 表計算」を使用しました。
午前アウトプットのように、項目ごとに載っている、例題や練習問題を解いていきました。

1.正解の場合
その項目はクリア済と判断し、次の問題へ
2.不正解or分からない場合
項目の内容を確認したうえで、問題の解答を確認
翌日学習の最初に、その問題を再度解く

ここでも午前アウトプット同様、

間違った問題を再度翌日の最初に復習すること

をとにかく行いました。

3-3. アルゴリズム・プログラミング以外

問題集は、アイテックIT人材教育研究部の、「基本情報技術者 午後試験対策書」を使用しました。

午前と同様「基本情報技術者試験ドットコム」で過去問演習するのも一手です。
ただ、自分はアルゴリズムを捨てており、表計算以外の正答率を高める必要があったため、問題集を購入して学習することにしました。

ちなみに、このテキストを選んだ理由は次の2点です。

1.演習する問題を厳選している

午前は過去問と全く同じものが一部出題されますが、午後は全く同じ過去問は出題されません。
また、午前は1問解くのに1分もかかりませんが、午後の過去問は文章が長く、1問解くのに時間がかかります。
ただ出題形式やそのパターンを知るためにも、過去問演習は必要です。
そこで、何年間の過去問を全て解くのではなく、必要な問題だけをピックアップして解くのが効率的な方法と言えます。
その問題をこのテキストはあらかじめ選んでくれています。

2.解答へのプロセスや根拠を書いてくれている

午後の問題は文章が長く、午前のような暗記の知識問題ではないため、なぜその解答になったのか理解することが大切です。
このテキストは、解答の根拠として問題文のどこを参照したのか、そしてどうやって解答を導いたのかを書いてくれているので、それを理解することで午後の得点率アップにつながります。

4.さいごに

今はCBT形式の試験なので、午後の演習をPCやタブレットで行うことも重要になってきます。
2回に1回くらいは、PCでやってみる必要があると思います。

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